こんばんは、アローです^^
内容は簡単ではあるが、決算整理で出てくる論点として貯蔵品という資産の勘定が出てくるので、今回はそれを記事にしておく。
貯蔵品に入る前に、、、
・郵便切手やハガキの購入時 : 通信費勘定(費用)で処理
・収入印紙の購入時 : 租税公課勘定(費用)によって処理
貯蔵品
期末に郵便切手やハガキ、収入印紙が余っていた場合、決算整理時に貯蔵品勘定(資産)に振り替える。
そうすることで資産として次期繰越され、期首に再振替を行う。これは、どうせすぐ使うからすぐに戻すイメージ。
貯蔵品と似たような勘定科目で、⑳で勉強した消耗品勘定というものがある。【簿記3級】⑳資本金、消耗品費、補助簿の問題
消耗品は通常、短期的に消費するもので、換金性が低い。
貯蔵品は換金性が高い。
消耗品はペンや印刷用紙などだが、そのまま換金できるかというとそうではない。これは簡単にイメージできるかと。
貯蔵品の場合は換金性が高いので、金額的に重要では無くても期末に保有している分は資産として計上する。切手やハガキはそのままの金額で換金できることが多く、これも簡単にイメージできるかと。
【例題】次の取引を仕訳せよ
12月10日 郵便切手8,000円とハガキ5,000円を購入し、代金は現金で支払った。
1月10日 収入印紙10,000円を購入し、代金は現金で支払った。
3月31日 本日決算日。郵便切手の未使用分が2,000円、ハガキの未使用分が1,000円、収入印紙の未使用分が3,000円ある。
3月31日 通信費勘定の残高と租税公課勘定の残高を損益勘定に振り替えた。
4月1日 翌期首において、前期未使用の郵便切手、ハガキ、収入印紙を適切な費用の勘定へ再振替を行う。
【解答】
特に問題なく解けるかと^^
割と簡単なので以上!
すぐに終わる内容でしたw
決算整理でやることはまだ次回も続く、、。
次回の売上原価の計算の方が大事になってくる内容。今回は貯蔵品が簡単だったので先に終わらせた。
決算整理は簿記のゴール(財務諸表の作成)に向かうための重要ポイントになるので頑張って学んでいくべし!
それではみなさん、ご安全に!