【読書】空想科学読本２　〜ウルトラマンについて〜

こんばんは、アローです＾＾

図書館で懐かしい本を見つけて読んだら面白かったので記事にします。

私が小学生の頃、学校の図書室でよく借りて読んでました。

空想科学読本２　柳田理科雄　メディアファクトリー

楽天で購入

古い本なので新品はもう売ってないかもしれません、、、w

久しぶりに読んでかなり面白かったです。

私が理系に進んだのもこの本のおかげかもしれません。

ウルトラマンの各年齢

みんなとんでもなく高齢ですw

人間の世界に当てはめるとウルトラの父はクロマニョン人の先輩のネアンデルタール人よりも年上！

ウルトラマンキングはそのまた先輩の北京原人と同年代の模様。

この本では、彼らの設定年齢に疑問を抱いて書かれてます。

ウルトラ兄弟の長男であるゾフィーでさえウルトラの父の６分の１にしか満たないというのが問題視されています。

人間社会と比較していくために、ウルトラマンタロウの年齢を大卒社会人1年生の23歳と仮定すると、、、

単純比例での計算ですが、とんでもない表ですw

ウルトラ夫妻が結ばれたのは2人の年齢が13万歳と11万歳の頃とのこと。

これを上記の表のように換算すると、父は249歳、母は210歳！

そしてタロウを産んだ時は245歳、、、、。＊ウルトラの父と母の子はウルトラマンタロウだけのようです

35年も妊活して245歳という超高齢出産をして産まれたのがタロウということ。

また、ウルトラの父と母の年齢差も気になりますね。

年齢差＝2万年。。。。

クロマニョン人と一緒に洞窟に住んでいた少年と、現代文明で育った少女が結婚したのです。

結婚してからかなりの年月をかけてジェネレーションギャップを埋めてタロウを産んだんですね。

ウルトラマンがキングギドラの退治に成功したとすると、そのあとに残るのは死体処理の問題です。

怪獣は炎や毒ガスをいっぱい吐くため、体内には未知の細菌が大量に含まれている可能性があります。

どんな細菌が含まれているかもわからない物体を焼却して消滅させることは危なすぎます。

宇宙空間に捨てるのが最善策のようです。

長さ53m、自重285t、発射推進力700tの国産ロケットHⅡ-Aロケットで、静止衛星軌道まで運べる荷物の重量は4tのみ。

怪獣を宇宙に運ぶためには、一旦凍らせて細菌の活動を停止させてた上で4tずつのブロックに切り分けて少しずつ運ぶしかないとのこと。

キングギドラの場合、必要なロケットは7500機！！

打ち上げ費用を1機あたり90億円とすると、計68兆円！！

破壊された建物の修繕費とかどうでもなるレベルのお金が動きますね、、、、。

こんなお金を日本が国のお金から出せるはずがありません。

確実に消費税がアップしますね。消費税を2％アップさせると約7兆円の増収が見込めると言われていますので、68兆円の税金を集めようとすると、消費税率が現在より19％もアップしてしまいます、、、、。

なお、上記はあくまでこの本が出版された時の数値です。

こんな感じで空想の世界で数字遊びするのはいくつになっても面白いですねwww

それではみなさん、ご安全に！