【仕事】決算書4 貸借対照表(BS)について

こんばんは、アローです^^

久しぶりの仕事カテゴリー記事です。

12月は仕事が忙しすぎて、気分的に仕事から離れたくなり、仕事カテゴリー記事を避けてましたw




さて、決算書についてですが、営業マンとして担当している企業がどれだけ借金してるか、気になりますよね?

株式投資を考える際、その企業がどれだけ借金してるか、気になりますよね?

 

借金の返済で首が回ってない企業と関わるのは不安が大きいはずです。

 

最近?では、振袖レンタルのはれのひという会社が債務超過によって突然事業を停止し破産したことで話題になりましたね。

 

企業がどれだけ儲けているのかも大切ですが、どれだけ借金をしているのかという見方も企業の安全性を見抜くためには重要なポイントになります。

 

今日は、簡単に安全性を知ることができる「自己資本比率」についてみていきます。

 

 

自己資本比率

自己資本比率とはざっくり言えば、企業が調達した全ての資金の中で返さなくていいお金をどれだけ持っているかということを表します。

借金がゼロの方が良い企業だ、とは一概には言えないのですが、安全性という意味では一つの指標になるので見方を覚えておきましょう。

 

自己資本比率(借金してるのか)を一発で見抜く方法

  1. 貸借対照表(BS)の「純資産合計」を見つける
  2. その下の「負債純資産合計」を見つける
  3. 「純資産合計(自己資本)」を「負債純資産合計(総資本)」で割る
  4. 100を掛けて%に換算する

以上!

 

これで、持っている全部のお金のうち、返さなくていいお金がどれほどあるのかという「自己資本比率」がわかります。

貸借対照表(BS)の「純資産合計」こそが返さなくていいお金「自己資本」です。

 

 

貸借対照表(BS)とは

BSはPLに比べると少しややこしくなっているため、苦手意識がある人が多いようです。

副業で会計士とかやってない限り、営業マンとしてはざっくりわかってればいいのでざっくり見ていきましょう!

 

BSを本当にざっくり表現すると、どうやってお金を集めたか、それを何に使ったかがわかるものです。

内容を3つに分類します。

⑴資産の部

⑵負債の部(借金)

⑶純資産の部(株主からのお金や自分で貯めたお金)

 

この分類さえやってしまえばあとは簡単です。右側の⑵⑶でどうやってお金を集めたか、左側の⑴で何に使ったかです。

 

右側

銀行からの借金や社債は⑵の負債になります。さらに負債の中で、1年以内に返済できるかどうかで流動と固定に分けることができます。

また、株式は借金とは違い、株主が出資したお金であり企業は返す必要はありませんので⑶の純資産に入ります(その分、株主は配当という見返りがあります)。

 

左側

資産は単純で、何に使ったか、何を所有しているかです。

右側で集めたお金で手に入れた工場などの資産が全てここに計上されます。右側と左側の金額は必ず一致します。

 

 

 

企業の安全性について

負債が大きすぎると、利益が減った時などに借金返済が負担となって経営を圧迫することになるので、安全性は低いことになります。

一方、負債が少なければ不測の事態に借り入れる余力が大きいため、返済の負担がのしかからないので、安全性は高い状態です。

 

資産ー流動資産:お金そのもの、すぐにお金になる持ち物

ー固定資産:すぐにはお金にならない持ち物

負債—流動負債:すぐに返すべき借金

ー固定負債:ゆっくり返済で問題ない借金

純資産:返さなくていいお金

 

 

借金が多すぎるのも問題ですが、ただ自己資本比率だけが高い企業は、成長するための投資などをしないような状態の可能性もあります。

そのため、安全性だけではなく、成長性もセットで見ていくべきですね。

 

 

 

流動比率

借金をすぐ返せるのかどうかがわかるのが、流動比率です。

上述しましたが、BSの負債や資産は流動と固定に分けることができます。繰り返しになりますが、流動資産は1年以内に現金化できる資産、流動負債は1年以内に返済・支払期限が来る借金のことです。

流動資産を流動負債で割った率が100%を上回っていれば、1年以内に返すべき借金よりも1年以内に現金化できる資産の方が多い、ということになります。

一般的に、流動比率が200%を超えると安全水域と言われています。

 

 

 

簿記も何も持っていない私が自身の備忘録のために記事にしましたので、少し雑な部分もあるかと思いますが、ざっくりわかっていればいいと思ってますのでご了承ください。

 

それではみなさん、ご安全に!



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