【子育て】過保護を避ける

こんばんは、アローです^^

 

第2回で、親からのアドバイスやサポートがない放任主義は、やり方によっては育児放棄と書きましたが、かといって親が何もかもやってあげていたら、子どもは何もできない人間に育ってしまいますね。

実際、我が家の現状は一人っ子の過保護状態です。。。。

このまま過保護で行くと、将来友人とバーベキューをするタイミングなどで、友人が要領よく準備している中、うちの子は何をして良いのか気が回らず、見学者となってしまいます。。。

このレベルまでいくと完全に親の責任ですね。

難しいところなのですが、過保護と育児放棄の絶妙なバランスを保つことが親の腕の見せどころになります。

 

親が子どもの身の回りのことを素早く全てやってしまうと、その時は段取りよく物事が解決しても、長期的に見ると子どもをダメにしてしまいます。

さて、過保護の親の気持ちを代弁しましょう。

全て自分でやさせるよりやってあげたほうが圧倒的に早いので、親の忙しさを理由にしていろんなことを代わりにやってあげてしまうのです!

しかし、改めてよく考えてみてください。その身の回りのことって自分でさせたらそこまで時間かかりますか?

どうせ遠足の準備とかですよね?自分でさせてもそこまで時間はかからないのではないでしょうか。

短期的には解決につながっている事でも、長期的に見れば、子どもが自分でできることが増えていくことで、親自身の時間短縮にもなっていくはずです。

そして、自分でやらせることが何より本人のためになるのです。

なんか自分や妻に言っているみたいな感じになって恥ずかしい限りです、、、。

 

過保護の最大の問題

過保護の最大の問題点は、失敗を通じて学ぶ機会を子供から奪っているということです。

失敗しなければ覚えられないこと、自分ですることで覚える工夫や要領の良さなど、普段の日常生活の中でしか学べないことはいっぱいあります。失敗することで地頭がかなり鍛えられます。

過保護に育てることでこのような貴重な機会を子どもから奪うことになってしまうのです。

「主体性」や「積極性」を養う場を、親の過保護が邪魔しているのです!

親から子どもへの間違った愛情のかけ方は、伸びる子を伸ばさないどころか、子どもが本来持っている能力の可能性すらも潰してしまいます。

過保護な家庭で育った子どもは、結果的に掃除洗濯料理などの一般的な家事全般を全くできない大人になってしまい、大人になったらそのことを全て自分で背負っていかなければなりません。かわいそうですよね?

 

親が至れり尽くせりな子育てをしてしまうと、子どもはまだ自分でできないことに関してはそれに甘えてしまいます。

時には思い切って突き放すことも子どもの成長に必要なのだと肝に命じておきましょう!

 

 

仕事において

仕事でも、新入社員が入ってきたら手取り足取り教えたくなりますよね?それは結果として本人の成長を妨げているのです。

これも子どもの教育と全く同じです。

何もわからない新人には、ある程度の基礎を叩き込む必要がありますが、基礎を通り越して過保護に全てのことを教えてあげるとどうなるか?

自分で考えることをせず、言われたことしかできないポンコツ社員の完成ですねw

それを避けるためにOJT(On-The-Job Training)と言われる教育が実施されてます。

ただ座学などで勉強させるだけではなく、通常の業務を通じて、先輩が教える側となり新入社員に実践的に知識やノウハウを伝えていく教育方法ですね。

初めは自立するまでに時間がかかっても、長期的に見れば主体性のある優秀な部下が育っていくことを考えれば過保護が良くないことはわかります。

長期スパンでメリットを考えることができる社会人は優秀ですね。

実践で経験を積ませながら、困っていたらアドバイスや選択肢を与えて自分で考えて決断させる。まさに子どもの教育と同じですね。

 

 

「サポートすること」と、「過保護に陥ること」の間にある絶妙なバランスを保てる教育者になりましょう^^

 

 

それではみなさん、ご安全に!

 

↓ 親の勝手で買った本って読み聞かせても全然聞いてくれません、、、。

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