こんばんは、アローです^^
コロナで人と面と向かって対話する機会が減り、しっかり意識しておかないとコミュニケーションがうまく取れない状況になってしまった。
ここでは、コミュニケーションの原則について記事にしていく。
信頼関係というものは、会話によって少しずつ構築されていくものである。
会話の目的を理解して、その目的に沿ってコミュニケーションしていく必要がある。
つまり、まず大前提として、会話を作り出さないといけない。
信頼関係はその会話の上に成り立つ。
信頼関係を構築していくには、双方向のコミュニケーションについて理解する必要がある。
まずはコミュニケーションとは何かを理解すべきということ。
コミュニケーションのイメージとしては、キャッチボールのようなもの。
あくまで前提だが、キャッチボールは1対1でやるもの。
最初はお互いに向き合う。そしてボールを投げて、戻ってきて、また投げて、戻ってきて、、、という感じで、自分が話す、相手の話を聞く、自分が話す、相手の話を聞く、、、。
こんな感じで「話す」と「聞く」の2つのことをお互いが実行する。
これこそが双方向のコミュニケーションというやつ。
それ以外のパターンは残念ながら、一方通行であったり、声は出ていても相手に聞こえていないなど、コミュニケーションとは呼べない。
以下で、コミュニケーションとキャッチボールを対比しながらコミュニケーションの大原則を見ていく。
コミュニケーション(キャッチボール)の大原則
- 始めようとする意図がある
- 相手の同意が取れている
- 会話を続けることに対する同意がある
- 向き合う
- 適切な距離感を保つ
1.始めようとする意図
当たり前だがまずは、キャッチボールを始めようという意図を持つ必要がある。
コミュニケーションは、始めようとする人が持っている「伝えたい」「関わりを作りたい」っていう欲求から生まれるもの。
2.相手の同意
一方がキャッチボールを始めようと思ったとしても、相手が正面じゃなく別方向を向いていたら投げたボールを受け取ってもらえない。
相手にも、キャッチボールを始めるという気持ちがないといけない。
相手がコミュニケーションの準備ができていない状態で、一方的にボールを投げつけて「相手が応えてくれない」って愚痴っている人が結構いるのも事実。
3.会話を続ける同意
コミュニケーションを続けることにお互いが同意していること、これも重要。
要するに、途中で意見が違ったり、感情的になったとしても、会話を続けるっていう意味。
途中で一方的に会話を止めたり、攻撃的になったりするのはコミュニケーション継続の同意がないのと同じ。
お互いの同意がないとコミュニケーションは成立しない。
4.向き合う
キャッチボールをするためには、向き合わないといけない。
人と向き合うことで、実は自分自身とも直面する。
人と向き合ってしっかりとコミュニケーションを交わす時には、自分という人間が相手にも見えてしまう特性がある。
相手と向き合って、直面することでのみ、良質なコミュニケーションを作り出すことができる。
5.適切な距離感
コミュニケーションには、相手との距離感が重要になってくる。
遠すぎても近すぎても円滑なコミュニケーションはできない。
まさにキャッチボールと同様、適度な距離感が大切。
ここでいう距離感というのは、相手が許容する範囲で近づく、とか自分が緊張しすぎない距離を保つとかのこと。
この距離感は、日々の観察や実践によって磨かれていくもの。なんとなくの感覚ってやつ。
部下を自分の駒のように思い込んでいる上司は、部下といいコミュニケーションが取れないのはこの距離感のミスによるもの。
コミュニケーション(キャッチボール)の大原則
- 始めようとする意図がある
- 相手の同意が取れている
- 会話を続けることに対する同意がある
- 向き合う
- 適切な距離感を保つ
うまくコミュニケーションを取ることは、仕事において最も重要なスキルの一つと言える。
それでは、ご安全に!