こんばんは、アローです^^
さて前回に続いて品質トラブル対応について学んでいきます。今日は営業マンとしてあるべき品質との向き合い方(考え方)についてです。
どうしても品質と聞くと嫌な気分になってしまいますね。。。
結論から言うと、素直な「好奇心」を持つことが大切です。
その気で見れば、自社にも客先にも知りたいことや驚きってたくさんありますよね?
品質トラブル発生時に、よく知らないから適当に行動してしまった、よく知らないので関係部署に丸投げしてしまった、よく知らないので自分が対応しない方が良い、などの対応をしていてはポンコツ営業マンの誕生です。
営業マンとして、よく知らないがゆえの選択間違いなど、あってはならない恥ずかしいトラブルですね。営業マンとして、自社製品の知識不足は許されないのです。
誰しも興味のあることもあれば全く興味の無いこともあります。しかし、営業マンである以上、企業の看板を背負っている以上、一個人としての興味や関心、過去の先行や業務経験は言い訳にはできないのです!
営業マンである以上、客先の製品、自社の製品について勉強して理解を深めることは、基礎的なマナーの一つであると言えます。
勉強と考えると嫌気がさす人もいるかと思いますが、自社製品に関する知識については、営業マンとしては避けては通れない道ですので、可能な限り楽しむ工夫をすべきですね。
素直な好奇心を持つことで、製品に対する知識が深まり、様々な疑問を持つことで品質向上に繋がります。
メーカーの営業マンであれば、自社工場を見た際に様々な好奇心を持ちましょう。
その気で見れば、いろんなことが見えてきて、素朴な疑問から品質向上につながることも少なくありません。
まずはただの感想からはじめてみてもいいかもしれません。感想や好奇心を言葉にして発信していく事も大切です。
感想の一例
- 「すごい細かいな」
- 「こんなに小さい物作れるや、すごいな!」
- 「新しい技術ってかっこいいよな」
- 「こんなことまで自動化できるのか!」
- 「とにかくすごいな!」
好奇心の例
- 「これは何のために使ってるの?」
- 「前回までの製品と何が違うんかな?」
- 「この技術、他にも使えないかな?」
- 「ここは人じゃないとできないのか」
そもそも、好奇心が無ければ、営業マンとして客先の役に立てないのではないでしょうか?
好奇心があれば、自社製品の品質向上につながることは間違いないです。
「ここは機械化できるのになぜ人の手で作業しているの?」などの疑問が浮かんだ場合、それを社内に発信すれば、作業の機械化により人の手によるミスを減らし品質向上に繋がります。
また、知識を蓄えていくためには、自分一人で勉強、誰かに教えてもらうという手法もあります。私の周りでは、こちらが知りたいと思って質問すれば、喜んで教えてくれる人がほとんどです。自分の知識を教えることに嫌な顔をする人は少ない気がします。専門知識が無くても、目的を持って専門家に聞けば、だいたい快く教えてくれます。
好奇心を育てる努力をしましょう!
さて、ここまで品質とは好奇心を持って関わろうと記載しましたが、営業マンとしてどのように品質トラブルとの関わっていくべきなのでしょうか。
品質トラブルは要するにクレームなので、「チャンス」と考えることはなかなか難しいですよね、、、。誰でも品質トラブルは嫌です。
ましてや自分が苦手な領域や製品の品質トラブルだとなおさら逃げたくなる気持ちが生まれてきますよね。
しかし、営業マンとして、品質トラブルは逃げることができないのです!
逃げずに向き合うことが結局、自分自身のためになるのです。
品質トラブルから逃げた場合
メリット
一時の楽を得られる
デメリット
失うものが大きい
品質トラブルに立ち向かった場合
メリット
修羅場が人を育てる
得られる信頼の大きさ
共に乗り越えた仲間
客先担当者も一緒に乗り越えたという信頼感
知識が増える
次回以降のよりよい製品に繋がる
デメリット
とにかくエネルギーを使う、しんどい
いかがでしょうか?明らかに立ち向かった場合のメリットの方が多いですよね?
客先との長期的な関係構築を考えた場合、品質トラブルに立ち向かった際に得られることの多さは明確ですね。人は一時の楽を求めて逃げたがる傾向があります(私もそうです)。
しかしそこで、長期的なメリットを考えて行動できる人間こそが最強の営業マンに近づくのではないでしょうか。
品質トラブル対応はエネルギーを使いますが、気合を入れて立ち向かいましょう^^
それではみなさん、ご安全に!
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