こんばんは、アローです^^
最強の営業マンを目指していくにあたって、客先の会社の状況がどのようなものなのか、儲かっているのか危ない会社なのか、などを知っておくことは非常に重要になります。
また、株式投資をやっている人にとっては、投資しようとしている会社の業績はどうなのか気になりますよね、誰だって潰れそうな会社に投資はしたくないはずです。
そこで、これから決算書の読み方についてまとめていきます。
そもそも決算書って何ぞや???と思う人も多いかと思います。
簡単に言えば、会社の成績表?通信簿?みたいなものです。
会社がビジネスを進めていく中で、自分で持っているお金だけでは足りないことがほとんどです。
そこで、銀行から借金したり、株式を発行して株主にお金を出してもらったりします。
そのようにお金を出す人たちにとっては、会社が儲けているのか儲けていないのか、めっちゃ借金してるのかというような情報は重要です。
自分が出したお金が全てパァになったなんでことは避けたいですよね。
このような不安を解消するために、決算書という形で、会社は外部に情報を公表しています。
決算書といってもいくつかの種類があります。
決算書の種類
1、決算短信
上場企業が決算発表時に証券取引所に提出する業績の速報です。
速報ですが、結構な情報量があります。。。
2、有価証券報告書
有報(ゆうほう)とも言われます。上場企業が金融庁に提出を義務付けられている書類です。
決算短信より情報量が多いです。
3、決算説明会資料
広い意味では、企業の決算説明会での資料や動画も決算書と言えるのではないでしょうか。
決算短信や有報は文字ばかりでわかりずらい書類なのに対して、決算説明会資料はグラフや写真などを使った資料になっているので、視覚的にも非常にわかりやすいです。
ただし、決算説明会の資料は特に形式が決まっておらず、企業が良く見せたい部分が強調されがちなので少し注意が必要です。
企業も株主からお金を集めたいので、都合の悪いことはあまり大きくは発表したくないですよね。
そのため、企業の本質を見ていくにはやはり決算短信や有報を読解できる力が必要になってきます。
一般的に4~5月は決算書のシーズンとなります。多くの会社は4月〜3月を1年間として
年度ごとに成績をまとめ、3月に締めるので3月期と表現されます。ただ、会社もそんなにすぐに決算書をまとめることができず、実際は毎年5月頃に企業の決算発表が集中します。
今年はコロナの影響で先行きが見えないこともあり決算発表を延期する会社が多かったですね、、、。
決算書の内容
決算書には、財務3表というものが含まれます。
1、損益計算書(PL)
売上から人件費などを引いて1年間でどれだけ儲かったかを表します。
2、貸借対照表(BS)
どうやってお金を集めてそれを何に使ったのか、決算日時点の状況を表します。
3、キャッシュフロー計算書(CF)
1年間でどれだけキャッシュ(現金)残高が増えたか減ったかを表します。
繰り返しになりますが、株式投資家のみならず、サラリーマンも決算書が読解できなくてはなりません。
ざっくりでも良いので決算書が読めれば、自社の情報や取引先のことがわかるようになり、出世にもつながることでしょう。
ただ、決算書って難しいイメージがありますよね、、、。かく言う私もそうです。。。
財務のことなんか全然わからんわ!って人も多いでしょう。
ということで、今後は財務3表の見方とそこからわかることをざっくりまとめていきたいと思いますので、一緒に勉強していきましょう^^
決算書の内容すべてを理解したいものですが、私にはそこまでの力が無く、「ようわからんことはすっ飛ばして重要なところだけを見る!」というスタンスで記事にしていきたいと思います。
最低限これだけわかっていればサラリーマンとして、投資家としてやっていけるというレベルを目指してます。
職場の上司や、投資家の友人と、「あの企業のROEはいまいちパッとしないっすね〜」とかまるで財務通かのような会話を繰り広げたいものですね。
まずは決算書のことを記事にするという予告でした!
宣言して自分を追い込まないとなかなか着手できない弱い自分です、、、。
それではみなさん、ご安全に!