こんばんは、アローです^^
今回は営業マンとして必要な考え方の一つであるマーケティングについて学んでいきます。
かなりメーカーよりの考え方になるかもしれませんが、物を売っていく際に基本となる考え方なので、自身の備忘録の意味も込めてしっかり記録しておきます。
マーケティングの基本
企業にとってのマーケティングとは、競争の中を生き残っていくために、顧客のニーズに合った製品を作り、それをより多く売るための重要な役割を果たす技法及び考え方のことです。
ただし、マーケティングの理論だけで物が売れるかというと、それはNOです。環境の変化が激しい今、競争に勝っていくためにはマーケティング理論のみならず、経験、気合、度胸も必要になってきます。
マーケティングとセリングの違い
セリング
- 「売り込む方法」を追求
- アクション中心
- 「今日の収穫」に焦点を当て、どう刈り取るかを考える
- 日常業務志向
マーケティング
- 「売れる仕組み」を追求
- 分析力、創造力中心
- 「明日以降の収穫」に焦点を当て、種まきを中心に考える
- 戦略思考
いくら身体を使ってアクション中心に動いても、「売れる仕組み」は作ることができませんよね。
長期スパンで考え、将来に向けての「売れる仕組み」を分析的、創造的に作っていくことにより、「明日以降の収穫」を考えていくべきです。
過去の記事でも色々書いてますが、理想の営業マンになるためには、
① 顧客の課題を抽出し、創造的な解決策を組織を挙げて提案する
単に商品やサービスを売るだけじゃなく、顧客の課題に対して「複合的かつ創造的な解決策」を自社の総力をあげてスピード感を持って提案しなければなりません。
② 顧客との長期的な信頼関係を構築する
顧客の事業を成功に導いて、結果として自社の利益も上げる。それが顧客との信頼関係に繋がり、競争優位性を実現し、長期にわたって自社の成長と発展を支えることになります。
③ プロフェッショナルでならなければならない
この時代、これまで以上に専門的な能力が必要とされます。その知識から生まれる「独創性や独自性」こそが、大きな力を発揮します。
④ 高度な知識が要求される
顧客の業界、会社、経営戦略などの総合的な知識。自社及び競合他社の商品やサービスに関する知識。経営、マネジメントなどに関する知識が必要になってきます。
理想の営業マンになっていくために、長期スパンで見るマーケティングの考え方は非常に大切になります。
改めてマーケティングとは、企業がより製品を買ってもらって利益を上げるための活動すべてのことです。
今日から、下記の流れでマーケティングについて学んでいきます!
1、 マーケティングとは
顧客のニーズを探り、それを満たすための企業の活動の事です。
2、 顧客に合った企業の活動とは
何をつくり、どの市場を狙っていくか、活動分野を決める必要があります。誰が顧客になるのかを明らかにして的を絞り、市場の地位に応じて戦い方を変えていきます。
3、マーケティング情報
ニーズを先取りして消費者の行動を先取りすること。変化を敏感にとらえる情報収集の仕組みが大切になってきます。情報をまとめ、分析・要約し、活用しなければなりません。
4、どんな製品をつくるか
様々な方法でアイデアを集め、試作品をつくり、ブランドを決めて市場で発売します。市場に出てからも、その後どのように普及していくかまで考え、長期的に発展させるべきです。
5、チャネル
生産から消費までの流通経路のこと。生産者と流通業者がしっかり関係を構築しておかなければなりません。
6、いくらで売るか
価格の決め方にはいくつかありますが、特に消費者からの評価が重要になります。状況を見ながら都度価格の変更や調整を実施すべきです。
7、コミュニケーション活動
顧客へ情報を伝える活動のこと。広告、販売員活動、販売促進などがあります。
要するに、製品を売るためには、顧客のニーズに合ったモノをつくって、売れそうな値段をつけて、流通させて、更に販売促進をしていかなければなりません。これがマーケティングの一連の流れです。
会社の経営は、顧客に何かモノを売って利益をあげることで成り立っていますよね。
より多くの利益をあげていくためには、より多くのモノを売っていかなければなりません。
利益をあげるために企業はどうしたらいいか、それを考えて実行していく活動こそがマーケティングです。
たくさんの製品の中から選ばれて、顧客に「買いたい」と言ってもらえるような活動を目指しましょう^^
それではみなさん、ご安全に!
↓ 毎朝これでお肌の調子を整えてます。
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