こんばんは、アローです＾＾
前回、自己基盤のレベルをチェックしたので、今日はその続き。
前回記事（【仕事】自己基盤の大切さ）と重複するが、何かを達成するためには、十分なエネルギーが必要になる。
しかし、そのエネルギーが効率よく使われてなければ、目標達成が難しくなる。
未完了とは
穴が開いたバケツにいくら水を注いでも、バケツの水はその穴からどんどん漏れてしまうし、一つ一つは小さな穴でもそれが多ければ多いほど水漏れがひどくなる。
サラリーマンが抱える仕事において、このバケツの穴に相当するのが「未完了」と言われるもの。
未完了が多いと、エネルギーが未完了を完了に変えることばかりに意識が向かってしまって、目標達成に向けた十分なエネルギー量が確保できなくなる、、、。
日々サラリーマンとして働いている人なら、この感覚は何となくわかるはず。
前回のライフバランスのテストでチェックが付かなかったものが、未完了を意味する。
テストの結果で自分のエネルギーの消耗度、特にどの領域（身の回りの環境、経済・仕事、健康、人間関係の４つの領域）でエネルギーを費やしているかがわかる。
まずは自分のテスト結果を見て、自分がすぐに取り組めることから改善していくべし！
「未完了」とは、イメージしやすい言葉で表すと「気掛かり」。
つまり、やろうとおもっていながらやっていないこと、止めようと思っていながら止めていないこと、過去の出来事で何か引っかかっていること。
一つ一つは些細なことかもしれないが、突然頭のなかに浮かび上がってくる気掛かりは、エネルギーを奪ってくる。
・友人から借りたままになっている本がある
・お礼を言うべきだったのに言えていない
・メールに返信していない
など
未完了を抱えてしまうと、気掛かりを増やすことになる。
無意識のうちにいつもその気掛かりを解決するために、自分の頭が回転している状態が続いて、いつの間にか疲弊していく。
逆に、どれか一つを完了させるだけでもエネルギーの高まりを感じることができるので、エネルギーを蓄えるためには、まずは未完了を完了にする必要がある！
未完了を完了させるメリット
- 無駄なエネルギーロスを防ぎ、エネルギーレベルを上げることができる
- 達成感、問題から解放される爽快感、創造性、自身、自己信頼など
- 時間ができる ← 一時的には時間がかかるけど長い目で見るとかなりの時間が節約できるはず
- チャンスを手にする ← 気掛かりが多いとそのことに意識が向いてしまいチャンスをつかむ機会を逃す可能性がある
「未完了を完了にする」こと自体にはかなりのエネルギーが必要となり、一時的には時間もエネルギーを使うことになる。
そのため、まずは自分が比較的取り組みやすい課題から始めるのが吉。
未完了リストを作成するのも一つの手。
未完了の項目、完了時に達成されることを表や箇条書きにするイメージ。
ネットワークの重要性
難しい問題に対して未完了を完了にしていく上で、何か問題があるときに最も有効な方法は、その問題について他者にどう思うか聞いてみること。
5人くらいに聞けばその問題はほとんど解決するはず。
問題そのものは消えていなくても、他人に聞くことで問題に対する考え方や捉え方が変化して、視野が一気に広がる。
つまり、たくさんの人とのコミュニケーションを作ることで、問題が解決する可能性が大幅にUPするということ。
いくつもの視点を持っていると、自然と最適解を出していけるようになるはず。
自己基盤のまとめとしては、結局、多くの人とのコミュニケーションを作ることが大切ということ。
多くの人とコミュニケーションできる環境やシステムを持っている人こそ、強固な自己基盤があると言える。
既に持っている自分のネットワークを書き出して、自分がどんな人に囲まれているのか改めて見てみるべし。
そして、今後はこんな人ともネットワークを構築したい、と思うような人を書き上げてみて、自分のサポーターになってくれる人を増やしていくべし。
例えば、
- お金に詳しい人：Aさん
- ビジネスマナーに詳しい人：Bさん
- 英語ができる人：Cさん
- 企画作成が上手い人：Dさん
- ITスキルが高い人
- 法律に詳しい人
- 政治に詳しい人
- 医療関係者
- 教育関係者
- 言いたいことを正直に言える相手：親友Zくん
などなど、まだ名前が入らない部分含めて書き上げて、自分に必要だと思う人のリストを作成すべき＾＾
リスト化していると、何か問題を解決したいとき、ネットワークを再確認して、その時々のテーマに適切なアドバイスを提供してくれる人がいち早く見つかって、すぐに行動に移すことができる。
誰に相談しようかと悩むことにエネルギーを割かずに、目標達成に突き進むイメージ。
自己基盤の3つのテーマ
- ライフバランスを整える
- 未完了を完了させる
- ネットワークを構築する
これらを強化していこう！！
それではみなさん、ご安全に！