こんばんは、アローです^ ^
「聞く能力が高い」ということは、言い換えれば「相手が話しやすい環境を作ることができる」ということでもある。
そこで逆に、話しにくい態度を紹介する。
相手が話しづらくなる5つの態度
1.攻撃的な態度
途中で口をはさむ、険しい顔をする、机をたたくなど
2.優位に立とうとする態度
相手が話したことをすぐに論破しようとする、勝ち負けなどの二極化で自分の立場を示そうとするなど
3.心ここにあらずの態度
視点を合わせようとしない、話の論点がズレている、相手の話に対して興味が無さそう、PCで他の作業をしながら聞いているなど
4.傲慢な態度
足を組む、椅子の背もたれにふんぞり返るなど
5.神経質な態度
ペンをいじる、貧乏ゆすりをするなど
もし上記のような態度を取ってしまっていたら、会話を「勝ち負けを決める場」と認識していることが起因かもしれない。
- 聞き手より話してのほうが上
- 自分の立場を守りたい
- 自分に都合の悪いことは聞きたくない
- 知らない事実が露呈してしまうのが怖い
- コミュニケーションとは相手を説得するもの
いい聞き手になるには、5つの態度を取ってしまわないように注意しなければならない。
いい聞き手になるための10のポイント
1.時間をつくる
何はともあれ、まずは相手の話を聞くための時間を作ることが大切。
5分でも10分でも、相手のために時間を作るべし。
日常的に、または定期的に時間を作ることは、相手にとって「自分の居場所」を感じることにもつながる
2.相手を尊重する
話を聞くとき、相手の意見や考え方を尊重することが大切。
「そう思ってるんや」とか「話してくれてよかった」など、相手を承認する言葉を挟むと、相手を尊重していることがよく伝わる。
3.話しやすい環境を用意する
個室を用意する、静かなところに行くなど、話しやすい環境を作るべし。
4.最後まで話を聞く
相手がまだ話しているときに途中で遮らない。
さらに、相手が話し終えた後に数秒待つことも効果を発揮することがある。その数秒で相手が心の奥底に秘めていた思いを口にすることもある。
5.判断をしない
話を聞いた後、「僕はこう思うけどな」「それは違うんちゃう?」みたいに、聞き手が判断を加えることは、「君の言うことは受け入れられない」というメッセージに繋ってしまう。
注意が必要。
6.自分が理解しているか確認する
「つまりこういうことですか?」など、聞いたことをそのまま相手に返して、自分がちゃんと理解しているか確認するのはコミュニケーションにおいて有効な手段の一つ。
相手は、「この人は自分のことをちゃんと理解しようとしてくれている」と感じることができる。
7.客観的になる
感情や先入観が聞くことの妨げになることがある。
いい聞き手は、自分の考えや感情、先入観を脇に置き、客観的な立場にたって、聞くことに専念することができる。
8.肯定的な、言葉以外のメッセージを出す
相手の話を聞くときは、目を見る、相手の方に身体を向ける、うなずく、PCから手を離すなど、「聞いているよ」っていうメッセージを出すのもポイント。
9.沈黙を大切にする
沈黙が訪れると、その間に耐えられずに自分から話してしまう人がいるが、その時はぐっとこらえることも大切。
せかすことなく相手が話し始めるのを待ってみることで、相手が自身の内側からのアイデアを言語化する可能性が高まる。
10.聞くことに最大限コミットする
聞くことが最終的に相手の目標達成に繋がるということを信じ、聞くことに最大限のコミットをすること。
いい聞き手になるための10のポイント
- 時間を作る
- 相手を尊重する
- 話しやすい環境を用意する
- 最後まで話を聞く
- 判断をしない
- 自分が理解しているか確認する
- 客観的になる
- 肯定的な、言葉以外のメッセージを出す
- 沈黙を大切にする
- 聞くことに最大限コミットする
以上!
いい聞き手を目指しましょう^^
それではみなさん、ご安全に!